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極真空手道連盟 極真館
財団法人 極真奨学会
KWU(Kyokushin World Union)について
(2015年10月11日)

極真空手の創始者大山倍達総裁が提唱した「直接打撃制」の組手を行う空手団体は私たち極真館を含め、極真会館、新極真会、極真連合会などの極真系列の諸団体と芦原会館や正道会館などの他流派団体が多数存在し、膨大な数の道場生が世界中で汗を流しています。

これまでにも各団体間での交流や共同での大会の開催などが行われてきましたが、KWUの発足に先立ち、2009年10月には極真館が主体となって、IFK代表のスティーブ・アニール範士らの協力を仰ぎ、ハンガリーで全極真統一世界大会を開催しました。この大会は極真各団体や他流派から、海外57カ国467名の選手達が集う画期的な大会となりましたが、このような極真の再統一の流れが築かれつつあった頃に、極真空手をオリンピックの正式種目に参入させるといった名目のもと、私は当時ロシア天然資源大臣の職にあったユーリ・トルトネフ氏を訪問し、KWUの構想が芽生えることになったのです。

KWUは「極真」を中心とした統一組織を作り、極真空手のオリンピック参加を旗印にする連合体ではありますが、大山倍達総裁の追究した「地に沿った基本、理に叶った型、華麗なる組手」の実現を目指すという極真空手の原点に立ち帰ろうという呼びかけの下、組織間の垣根を越えて大同団結を図ることが必要であるとの観点から設立されました。これこそまさに大山倍達総裁の晩年の教えである「和合」の精神の実現だと強く感じています。

今後もKWUは、国や団体の利害を越えて、大山倍達総裁の教えに従い、空手発祥の地である日本の伝統文化として、真の空手道の追究のために協力する組織でなくてはなりません。今回新たにKWUと新極真会の間に提携が結ばれましたが、初心を忘れずに極真空手の発展とオリンピック参入に向けて尽力して行く所存です。
 
KWU共同代表・極真館館長 盧山初雄

 

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