今年は世界大会が行なわれます!                                         極真空手道連盟 極真館 総本部                                         


 


軽量級 (70s以下)
優勝 松田 和也 (魚本流)
準優勝 名城 裕司 (奈良県支部)
3位 田中 浩二 (埼玉県支部)
4位 橋本 幸憲 (東京・神奈川本部)
決勝戦  
○松田和也(魚本流) 体重判定67kg−73kg ●名城裕司(奈良)
序盤より両者高度なテクニックを駆使する華麗な組手となり、決勝戦に相応しい戦いとなった。軽いフットワーク
で突きから蹴りのコンビネーションで崩していこうとする前年準優勝松田に対し名城は冷静に相手の動きを見な
がら攻撃を捌き、単発ながらさすが前中量級王者と思わせる的確で重い突き、蹴りを返してゆく。しかし共に有
効打なし。延長、再延長に入るが決着着かず体重判定となり、6kg差で名城惜敗、松田が王者に輝いた。今大
会のレベルの高さを象徴するかのような素晴らしい両者の攻防、激闘に客席は勿論、関係者からも惜しみない
拍手が送られた。




中量級 (80s以下)
優勝 東海林 亮介 (東京・神奈川本部)
準優勝 小林 正臣 (埼玉県支部)
3位 井上 雄 (総本部)
4位 渋谷 俊 (東京・神奈川本部)
決勝戦
○東海林亮介(東京) 延長1一本勝ち(中段廻し蹴り) ●小林正臣(埼玉)
序盤、おたがい似通った組手スタイルで、見合いながら技を出し様子を覗う形となったが、そこには静かなる気
迫のぶつかり合いがあった。これぞ盧山空手、極真館空手と思わせる後屈立ちで腰を低く落とし、開いた両手を前に出し、間合いを謀り合い、摺り足で打っては離れを繰り返す。期を見たか小林はその構えからフットワークを使い始め飛び込むが、どっしり構えた東海林は冷静に体裁きでかわし重い蹴りをかえしてゆく。延長に入り腰を浮かせたステップワークで回転の良い突き、蹴りを使い始めた小林に冷静に見ながら的確に効かせてゆく蹴りが冴え始め延長51秒、左中段廻し蹴りが小林の腹にめり込み、一本勝ち。王者に輝いた瞬間だった。双方に武(もののふ)の意気込みを感じる凄みのある一戦であった。




重量級 (90s超)
優勝 夏原 望 (東京・神奈川本部)
準優勝 藤井 脩祐 (城南大井町支部)
3位 冨田 哲治 (成心會)
4位 坂田 好総 (昭武館)
決勝戦
○夏原望(東京) 延長1優勢勝ち ●藤井脩祐(大井町)
若干17歳でオーストラリア大会2階級制覇を成し遂げた藤井と前回準優勝の夏原の対決。藤井はパワフルなの
は勿論のこと、アメリカのワルデンをテクニカルな上段廻し蹴りで一本勝ちするなど技の冴えも第一線級。ここま
で全ての試合に堂々正攻法で打ち合い勝ち上がってきた。一方の夏原は一発一発を確実に効かせる堅実な組手で勝ち上がってきた。しかし全ての決勝戦がそうであるように双方共身体はボロボロの状態。特に藤井は前試合の坂田による突きの連打のダメージが残っている様子で、開始直後より双方疲労の色が見えガードも下がりぎみで見合う場面が多くなり技も単発になりがちで本戦決着つかず延長突入となるが双方心は折れておら
ず!気力を振り絞りコンビネーションや連打を出し始めるが徐々に夏原が押し始め0-5で勝利。最後まで闘志を
失わず戦い抜いた二人に拍手は鳴り止まなかった。




敢闘賞 井上 雄(総本部)
技能賞 松田 和也(魚本流)






一般男子の部
一般女子の部
壮年男子の部
優勝 増子 広行
(福島県支部)
野内 千秋
(福島県支部)
伊熊 正明
(本部直轄静岡西道場)
準優勝 古荘 賢輝
(千葉県支部)
小林 仁美
(蓮田支部)
佐藤 浩行
(総本部)
3位 須藤 重晴
(福島県支部)
増子 サヤカ
(福島県支部)
馬場 哲明
(福島県支部)





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